Androidを使い始めてから1年ちょっと、TwitterのクライアントソフトはTwidroydを使っていましたが、最近twiccaを試しに使ってみました。
昨年から、多くの人が使い始めているのは知っていましたが、これが使いやすい!
Twidroydにそれほど不満は無かったので乗り換える必要性も感じていなかったのですが、Twiccaの使いやすさは迷わず乗換えることにしました。
このTwiccaの良さをまとめてみます。
TwiccaとTwidroydの比較
TwidroydとTwiccaの比較と、Twiccaのお薦め理由をまとめました。
Twiccaの利点
私がTwiccaに乗り換えた理由です。Twidroydには無いTwiccaの利点がこれだけありました。
多機能
Twiccaは、何よりも多機能です。ブラウザ版
Twitterで可能な事はすべて対応できている数少ない
Twitterアプリですし、様々な工夫が見られます。
たとえば、下画像は左がTwicca、右がTwidroydのプロフィール画面です。
一見、情報量は同じに見えますが、左のTwiccaでは上部の矢印でこのアカウントをフォローしていて、フォローされていない一方通行であることがわかるようになっています。
このような細かいものの使いやすい機能がTwiccaには大量にあります。
未読位置の把握が簡単
これがTwidroydと比較した一番の利点と思います。
TL未読が増えると、Twidroydは未読管理が出来なくなります。TL更新をしたとき、新規に読み込んだ部分に最終未読のツイートが無かった場合、未読ポインタがリセットされます。Twiccaは、どれだけ未読が増えても、前回のTLの位置をしっかり示してくれます。
これは当然の機能なのかもしれません。しかしTwidroydは、マーケットのコメントでも多数の要望が上がっていますが、対応できていないところでした。おそらく今後もしばらく対応できないのではないでしょうか。
これだけでも、TwidroydからTwiccaに乗り換える利点です。
投稿時に、最近入力したハッシュタグを選択できる機能が搭載
何かのイベントに参加している際など、特定
ハッシュタグを付け続ける事は多くあると思いますが、Twiccaには過去に入力したものから選択してハッシュを付ける機能があります。Twidroydにも、自動でハッシュを付ける機能はありますが、Twiccaのこの機能のほうが断然便利です。
人を6つに分けて、色を付けるカラーラベル機能
特定アカウントに、ラベルをつけて見せる機能があります。
これは、しっかり設定するとTLが分りやすくて便利ですね。流し読みしつつ絶対見逃せないツイートはチェックできる、素晴らしい機能です。
動作が軽快
少しの差とは思いますが、Twiccaの方が安定していて、動作も軽快です。
素晴らしいユーザインターフェース
TwiccaはUIが練りに練られていて、非常に使いやすいです。画面下部に表示されるメニューも、それぞれの画面状態でよく使うボタンが表示されるようになっている点など、
Android、ケータイという可能な限り操作のストレスを減らすための配慮が随所に見られます。
実際の操作としても、ボリュームボタンや検索ボタン、撮影ボタンを割り当てられるようになっていて非常に使いやすいですね。
完全無料
これだけ使いやすいアプリが完全無料です。私は、寄付版などがあれば喜んでそちらを使うのですが・・・
Twidroydの利点
やはり、古くから人気のTwidroydには、Twiccaよりも優れた部分もあります。
Twiccaの魅力と天秤にかけるとTwiccaに傾くものですはありますが、ご紹介します。
タスクバーに最新のmentionやDirect Messageの数や内容が表示
Androidの
Twitterクライアントの利点、常駐してDirectMessageを知らせてくれる機能ですが、これはTwidroydが優れています。Twiccaは「未読DMがある」と知らせてくれるだけですが、Twidroydは内容まで知らせてくれます。
Twidroydのこの機能は、たくさんRTされると煩わしい欠点もありますし、バッテリー消費にも響くようなのですが、やはり便利です。
(既に
対応予定に入っているようです)
特定のリストをデフォルト表示にする設定がある。
私は
Twitterを普段は非公開リストで読んでいて、TLの流れが遅い深夜-早朝や、何か大きな動きがあったときのTwittererの反応を見るのに通常TLを使っています。
こうしておくと、
Twitterの大きな魅力、多くの人の「いま」を知る事ができつつ、情報収集も出来ます。色々な繋がりでリムーブに戸惑うものの普段は見たくない人を容易にフィルターする事もできます。逆に使うには、
Twitterのリストは上限数があるので難しいです。
このような使い方をしている人は多いと思いますが、Twidroydは特定のリストをデフォルト表示にして、全体TLと同じように使えます。
リストのTLを見られる
Twitterクライアントは多いのですが、リストのTLからでも全くストレス無く使えるのはTwidroydだけだと思います。
Twiccaもリスト一覧ページへのショートカットキーがあって便利ですし、リストのTLでも一通りの操作は可能です。しかしリスト画面からMention画面に行くにはホームを経由する必要があるなど、若干ストレスがあります。
私は、リストのTLでも下メニューが通常TLと同様のほうが使いやすいと思いますが、まぁ使い方にもよりますね。普段全体TLをみていて、時々リストを見る人には現在の仕様が見やすいものでしょうか。
Twidroydでは
複数アカウントを操作する事が可能です。この機能を使うためには有料版が必要ですが。
私は、
複数アカウントを1つのアプリで使おうとすると、ちょっとしたミスで大きな悲劇を生みますので、複数アプリで対応するのが一番と思っていますので不要な機能です。
TwiccaとTwidroyd以外にもいくつかTwitterクライアントはあります。
ある程度機能が揃っているものとしては、人気のSeesmicや公式のTwitter For Androidは常用に足る機能と思います。
ただ、この2つはリストの扱いが弱いのです。上でも書きました「普段はリストでTLを追っていて多くの方をフォローしている通常TLはあまり見ない方」を想定していないようで、私には使いづらいものでした。
多分、通常TLを主に見ている方ならSeesmicで使用に問題は無いのでしょう。公式は検討以前の機能の少なさがありますね。
Twiccaの凄さ
Twiccaは、上で書きました通り、特にリストを主に読んでいるAndroidのTwitterユーザにはこれ以上無い便利なTwitterクライントと思います。
実際、日本発のアプリにもかかわらず海外でも使われていて、この記事の冒頭にある通り、Twitterアプリの人気投票でも世界4位。そして、この記事にありますが、Web系企業に勤める一個人が業務外で制作されているそうです。日本発のAndroidアプリで、世界で評価されているものは少ないですが、それが更に個人だとは!
この便利なアプリが今後も日本を代表するAndroidアプリとして開発が継続されますように応援したいと思います。
是非、Twitterをお使いの方は試してみてくださいませ。