ガイドライントップやサイトマップ仕様が更新(8月中旬-9月中旬)

SEO関連Googleヘルプ更新情報

9月20日前後に大幅に更新がありました。今回はいくつか重要な変更も含まれています。ウェブマスター向けガイドラインのトップの変更や、検索エンジン向けサイトマップの仕様変更、商品リッチスニペットの注意事項の追加など、関係がある方はご確認ください。


リッチ スニペット- 製品

9/21、「使用上のガイドライン」に、下記部分が追加されました。

引用:追加部分 商品はページから直接購入可能な状態にする必要があります。ユーザーが別の販売者のサイトにアクセスしたり、購入手続きを完了するためにオフラインで販売者に連絡をする必要があるページの商品マークアップはサポートされません。

直接販売しているページでしか行えない、という部分が追加されました。アフィリエイトサイトや比較サイトでは不許可ということですね。当然といえば当然ですが、そのようなサイトでリッチスニペット表示をチャレンジしていた方もいました。 表示されない事が公式に説明されました。 なおこれはあくまでも商品検索のリッチスニペットであって、似た表示のレビューは問題ありません。

ウェブマスター向けガイドライン

鈴木謙一さんが記載されていました通り、表記ページが大幅に更新されました。 更新前と比べて情報として多く変わっていませんが、もしもこのページを見たことが無い、もしくは記憶から薄れているという方は一度読み直してみてははいかがでしょうか。

サイトマップの作成

9/12に動画・画像サイトマップの宣言のURLが変更されました。

引用:変更前 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9" xmlns:image="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap-image/1.1" xmlns:video="">http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap-video/1.1">
引用:変更後 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9" xmlns:image="http://www.google.com/schemas/sitemap-image/1.1" xmlns:video="">http://www.google.com/schemas/sitemap-video/1.1"> <url>

細かいことを書きますと、画像サイトマップ部分が9/12に、そして動画サイトマップ部分が9/17にと2段階で更新されました。

古い宣言のURLは、404になっています。 これを変えないことで大きな問題になるとは考えがたいですが、もしも動画・画像サイトマップを使われている場合、変更後の形式に直されることをお勧めします。

rel="author" を使用してコンテンツを Google+ プロフィールとリンクする

表記ページが追加されました。色々な所に書かれている著者情報の件ですね。コンテンツガイドラインに掲載されました。

メッセージの転送

表記ページが追加されました。

重複するコンテンツ

更新されました。

引用:変更前 Google では現在、robots.txt ファイルなどの方法を使用してウェブサイトの重複コンテンツがクローラでアクセスされないようにすることはおすすめしていません。
引用:変更後 Google は、ウェブサイト上の重複コンテンツに対するクローラ アクセスを禁止することは、robots.txt ファイルかその他の手段かにかかわらず、おすすめしていません。

robots.txtでのブロックはGoogleは推奨していませんが、robots.txtだけではなくUAやIPによるサーバレベルでのブロックなども推奨しない、ということですね。当然といえば当然の変更です。

キーワードと検索クエリ (Googleニュース検索)

ニュース検索提供者向けヘルプです。大幅に更新されました。先日発表された meta要素news_keywordsが追加された以外に、下記のように説明がわかりやすくなっています。

引用:変更前 特定のキーワードに対してサイトが表示されるようにするには、ページ内にそのキーワードを含める必要があります。Google ニュースのクローラは、インデックスに登録されたウェブページのコンテンツを分析し、検索クエリと最も関連性の高いページを特定します。情報が豊富で、トピックがわかりやすく正確に説明されているサイトであれば、関連するキーワードの検索結果として表示される可能性は高くなります。
引用:変更後 特定のユーザーによるクエリにサイトが必ず表示されるようにする最も効果的な方法は、記事に語句、名前、数字などが自然に取り込まれており、それらがそのニュース記事において重要であることです。明確かつ正確にそのトピックを説明する情報豊富なサイトを制作すれば、関連性のあるクエリの検索結果に表示される可能性が高くなります。

一方、この部分が削除されました。

引用:変更前 Google ニュースで特定のキーワードに対してページが表示されているかを確認するには、「site:」演算子とキーワードを使用して、Google ニュース ホームページからサイトを検索してください。たとえば、The Example Times が自社で特集したキツネザルについての記事が Google ニュースに表示されているかを確認したい場合は、「site:example.com キツネザル」というクエリを使用します。

このページからは消えましたが、この調査の仕方はいまでも使えます。Google ニュースをフル活用するのページに記載されています。

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。 また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

おまけ:Twitterrobots.txt

Googleヘルプではないですが、下記部分が追加されました。

引用:追加部分 Allow: /search?*q=%23 Allow: /search/?*q=%23

これまでTwitterrobots.txtで検索結果をすべてブロックをしていましたが、ハッシュタグ検索の部分のみクロールが許可されました。 TwitterのようなWebサイトでも、検索エンジンからの流入が欲しいという事が分かる変更ですね。

追記:9/26頃に更に変更されました。上記の2行と「Disallow: /search」が消されまして、下記が追加されました。

引用:追加部分 Allow: /search Disallow: /search/users Disallow: /search/*/grid

検索結果のほとんどをクロール解放ということですね! おそらくは、それだけで検索結果に多く現れるという事にはならないと考えますが、それでも面白い変化です。 私も今後の推移を追いかける事にします。