スマホ関連仕様やウェブマスターツール新機能が追加(2012年7月下旬-8月上旬)

SEO関連Googleヘルプ更新情報

7月下旬から8月上旬までの更新情報です。Googleウェブマスターツールの新機能の解説の他に、Google Develpersで英語で公開されているスマホ関連仕様が更新されました。


Building Mobile-Optimized Websites

Googleの英語での技術資料「Google Developers」のスマホサイト関連のページが8/2に更新されました。

Building Mobile-Optimized Websites

このページでは「Feature phones vs smartphones」「Table of Contents」という部分が追加されましたが、重要な新情報はありません。

Details

このページでは、表現レベルの変更が多く行われました。

引用:変更前 Google's algorithms look for max-width values that can be reasonably expected to refer to smartphone screen resolutions. As mobile websites evolve, we may update our algorithms accordingly.
引用:変更後 Our algorithms look for max-width values that can be reasonably expected to refer to smartphone screen resolutions, and we will try to monitor what typical mobile websites use and may update our algorithms accordingly in the future.

例えばこちらです。今は横幅(max-width)で判断しているものの、今後典型的に使われる手法が出てきたら変更する、というような記述がなされています。

Googlebot-Mobile User-Agents

このページが8/2に新設されて、Googleのモバイルクローラーの記述が追加されました。 フィーチャーフォンSAMSUNGDoCoMoスマホiPhoneというこれまでどおりの情報です。

JavaScript and Responsive Web Design

また、スマホサイト制作においてのJavaScriptが7月23日に公開されました。 レスポンシブWebデザイン関連の際の注意もありますので、対応されている方は目を通しておくべきでしょう。

Google Developersについて

Google Developersは英語です。 Webの技術仕様の多くは公式に日本語で公開されることはありませんし、定期的に更新もされています。最近はとても有難い事に翻訳して公開してくれる方も増えていますが、SEOにしっかりと取り組む人は最新の仕様を確認するために英語は読める必要があります。

インデックスステータス

表記のページが追加されました。 最近追加されたGoogleウェブマスターツールの新機能ですね。数値の意味や利用方法が書いてあります。

私はまだデータの意味が分からないので観察中です。 これが「クロールエラー」機能のように、日次データが見られて2-3日で更新されるのであれば様々な活用方法もあるのですが……

構造化データ

表記のページが追加されました。 こちらも最近追加されたGoogleウェブマスターツールの新機能です。

多くのWebサイトではあまり活用しづらい項目かもしれません。構造化データの認識の確認は、通常リッチスニペットテスト・ツールで確認するのが手軽です。 しかし、大きなサイトでしっかり確認をしたい時などはとても便利な新機能です。

地域の Google+ ページを確認する

更新されました。

引用:変更前 今後数か月で、ビジネスオーナー向け Google プレイスのリスティングからアップグレードした地域の Google+ ページを確認する機能を公開する予定です。このアップグレードされた Google+ ページを確認すると、オンラインの新しいホームページとして利用できます。Google+ ページで、顧客とやり取りし、ユーザーの関心を引き、自社ブランドを展開することができます。
引用:変更後 オーナー確認は、あなたの地域の Google+ ページが、実際にあなたのお店やサービスによって管理されていることを広く知らせるための手続きです。Google+ ページのオーナー確認を行うと、自分のお店やサービスが Google 検索や Google マップ(モバイル版も含む)で見つけられるようになります。Google+ ページで、顧客とやり取りし、ユーザーの関心を引き、自社ブランドを展開することができます。また、サークル、ハングアウト、+1 など、Google+ の機能の詳細については、こちらをご覧ください Google+ ページの管理者は誰でも、オーナー確認をリクエストすることができます。

ローカルGoogle+ページのオーナー確認の情報が追加されました。 現段階では、既存のGoogle+ページをローカルにひもづけるのではなく新規しかできないようですね。

実際の手順のページも含めて情報が追加されています。もしも地域に関係した情報を公開されている方は改めて見なおして見ることをお勧めします。

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。 また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。