リッチスニペットやGoogle+ページ関連が更新(2012年6月上中旬)

SEO関連Googleヘルプ更新情報

6/14に更新された内容が多くあります。リッチスニペット周りなど重要な変更もありました。 6/7、6/19更新もいくつかありますが、表記の調整レベルが中心のようです。 また、Google+のヘルプが大規模更新されました。SEO観点で関係があるものは、ウェブサイトにリンクするページです。また、ローカルGoogle+ページについても情報が多く追加されましたが、6/23段階で名称も「ローカルGoogle+ページ」と「地域のGoogle+ページ」がブレているなど問題もあるようです。まだこれから修正されていくものと思いますが、関係する人は確認してみてはいかがでしょう。


ランキング

6/14に更新されました。 このページは、以前は「掲載順位」というタイトルでしたが、「ランキング」に変わりました。

引用:変更前 一般的にウェブマスターは、人気のあるサイトからのリンクを増やすことにより、サイトの掲載順位を改善することが可能です。
引用:変更後 一般的に、質の高いサイトからのリンクが増えると、サイトの掲載順位が上がります。

現実に即した内容へ変更されましたね。

また、「これらの要素の詳細」として紹介されるURLがhttp://www.google.com/intl/ja/corporate/tech.htmlからhttp://www.google.com/competition/howgooglesearchworks.html に変わっています。

検索クエリ

6/12に大規模に修正されました。

詳細情報や具体例が加わってわかりやすくなりましたり、『(この値は端数処理されるため、正確な値ではないことがあります)。』という但し書きが追加されたりしました。 個人的には、時間帯の処理が『太平洋夏時間 (PDT) 』だと明記されたのが嬉しい所です。

このページには非常に重要な情報も多く記載されていたのですが変な翻訳が多くありました。それがわかりやすくなっています。

どちらにしましても、1度全部読み返す事をおすすめします。

Google と相性の良いサイト

更新されました。

引用:変更前 同じページのコピーを複数作成して別の URL で公開しないでください。画像の多いページに対して同じコンテンツのテキストのみ、もしくは、印刷用のバージョンを用意していることがよくありますが、メインのページが検索結果に含まれるようにするには、robots.txt ファイルを使用してこのような重複ページがスパイダーに検出されないようにする必要があります。robots.txt ファイルの使用について詳しくは、Googlebot のブロックに関する情報をご覧ください。
引用:変更後 同じページのコピーを複数作成して別の URL で公開しないでください。画像の多いページに対して同じコンテンツのテキストのみ、もしくは、印刷用のバージョンを用意していることがよくありますが、異なる URL からアクセスできる同一のコンテンツがサイトに含まれる場合、ページの(優先)正規化バージョンとして指定する方法がいくつかあります。正規化について詳しくはこちらをご覧ください。

以前はGoogleヘルプで、正規化にrobots.txtを使う事も選択肢として挙げられていましたが、ちょっと前から否定されるようになりました。まだ残っていた部分が更新された形でしょうか。

Google のクロール速度の変更

下記部分が追加されました。

引用:追加部分 クロール速度を変更すると、何らかの問題(例えば、設定したカスタム速度以上の速度で Google がクロールすることはできないなど)の原因となることがあります。従い、Googlebot がサーバに頻繁にアクセスすることに起因する特定の問題がない限り、この方法はおすすめしません。

Googleウェブマスターツールでのクロール速度の変更をみだりに使わない事の推奨が加わりました。 この事はウェブマスターツールにも記載されています。 私も、使わないと行けない機会は本当に無いはずだと思います。使うべきではないWebサイトで使ってしまっている事例もいくつかあるようです。注意しましょう。

リッチ スニペットが表示されない

下記部分が追加されました。

引用:追加部分 サイトのページが少なかったり、マークアップした構造化データを含むページが少ない場合、リッチ スニペット システムが検出しないことがあります。

一文だけの追加です。 リッチスニペットの種類によっては、確かに少ないと出ない場合もありますね。著者情報など少なくても出るものもありますが。

引用:追加部分 RDFa マークアップを使用していない場合は、正しいプロパティ名を使っていることを確認してください。たとえば、ページのレビュー数をマークするための正しいプロパティ名は、count です。count ではなく reviewCount というプロパティを使用してレビュー数をマークアップしている場合、プレビューは生成されません。

この1文も追加されました。

リッチ スニペット: レビュー

更新されました。

引用:変更前 注: count を含める場合は常に、レビュー対象の各アイテムのレビュー マークアップもページに含める必要があります。
引用:変更後 注: count を含める場合は常に、レビュー対象の各アイテムのレビュー マークアップもページに含める必要があります。 count は、ご自分のサイトにあるレビューのみを対象とします。

まぁ普通はサイト外のレビューをセマンテックにマークアップすることはないでしょうが。

リッチ スニペット- 製品

更新されました。

引用:変更前 使用上のガイドライン 商品のリッチ スニペットは、商品の価格や在庫状況、ユーザーの評価やコメントなど、特定の商品に関する追加情報をユーザーに提供するためのものです。 商品スニペットには次のガイドラインが適用されます:
  • 商品のマークアップを使用する際には、ページの主要トピックが特定の商品に関する情報になるようにしてください。リスティング ページでは商品のマークアップはサポートされていません。
  • 成人向けの商品はサポートされていません。
  • 商品が 1 人のレビュアーに評価された場合、レビュアー名は人名(例: ジェームス スミス)またはチーム名/団体名(例: CNET レビュアー)といった適切な名称である必要があります。たとえば、「ブラック フライデーは 50% オフ」は有効な名称ではありません。
引用:変更後 使用上のガイドライン 商品リッチ スニペットの目的は、個々の商品の追加情報をユーザーに提供することで、商品の価格、在庫の有無、レビュアーの評価やコメントなどを表示することができます。 商品スニペットには次のガイドラインが適用されます。
  • 商品マークアップを使用する場合、ページのメイン トピックが個々の商品に関するものである必要があります。リスト ページに対する商品マークアップはサポートされません。
  • アダルト商品はサポートされません。
  • 商品が単一のレビュアーによって評価されている場合、レビュアーの名前が有効な人物名(「山田太郎」など)またはチーム/組織名(「CNET レビュアー」など)である必要があります。たとえば、「12 月 1 日より 50% オフ」などは有効な名前ではありません。

内容の意味は変わりませんが、わかりやすくなりました。

引用:変更前 price 商品の価格です。浮動小数点数です。このタグそのもののコンテンツに価格を含めるだけでなく、オプションの content 属性を使用して、コンピュータが解読できる形式で価格を Google に指定することができます(この場合、区切り記号に使用できるのは小数点のみです)。
引用:変更後 price 商品の価格です。浮動小数点数です。区切り記号には、小数点(.)とカンマ(,)のいずれも使用できます。

変わりました。content属性でも,付きのままでOKになったんですかね?ちょっと実験してみないとわかりません。誰か知っていたら教えて下さい。

引用:変更前 priceValidUntil 価格の有効期限を示す日付を ISO 日付形式(リンク先は英語)で指定します。
引用:変更後 priceValidUntil 価格の有効期限を示す日付を ISO 日付形式(リンク先は英語)で指定します。(priceValidUntil プロパティが過去の日付である場合、サービス スニペットが表示されないことがあります。)

まぁ当然ですね。

Google+ ページ

6/12に下記部分が追加されました。重要な情報も含まれています。

引用:追加部分 サイトのホームページが Google の検索結果に表示され、noindex メタ タグや robots.txt ファイルにブロックされていないことを確認してください。(使用するドメインの site: 検索を行い確認してください: [site:example.com]また、Fetch As Google ツールを使って、Google と同じようにページを見ることができます。)
引用:追加部分 (オプション)企業やブランドの確認を Google にリクエストする場合は、こちらをご覧ください。
引用:追加部分 また、Google+ ダイレクト コネクトの対象にもなります。 

サイトマップ: rel="alternate" hreflang="x" を使用する

サイトマップでのhreflangの情報が追加されました。 こういう新しい仕様がすぐに日本語で反映されるのは嬉しいです。

セーフサーチ: 不適切なコンテンツの除外

6/19、下記部分が追加されました。

引用:追加部分 Google アカウントへのログイン中にセーフサーチ設定を保存した場合は、どのパソコンまたはブラウザからでも同じセーフサーチ設定にアクセスできます(特定のパソコンまたはブラウザでセーフサーチがロックされている場合を除きます)。また、Cookie を削除してもセーフサーチ設定は失われません。アカウントに検索設定を保存する方法について詳しくはこちらをご覧ください。

まぁ当然ですね。わざわざ追加されるということは、やはり問い合わせとかあるのでしょうね。

※この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。